脇の臭いと付き合って10年近くで、ようやく別れることに
初めて、僕が脇の臭いがワキガであることを自覚したのは高校2年の時でした。あまり脇の臭いがするということはそれまで全然ありませんでしたが、初夏の暑い日にふと、自分の脇から、独特のつーんと鼻につくような臭いがしてきました。
外だったので、脇に手を当てて自分でニオイを確かめたかったのですが、周囲の目もあったので恥ずかしくて、自宅に戻るまではしませんでした。
電車の中で、「僕はワキガ?それとも今日は汗が多いだけ?明日からどうしよう?」などと自分の脇の臭いのことばかりを考えていたのを覚えています。
家に戻ってようやく、臭いを確かめると、うっすらと独特のワキガの臭いでした。
それからは、しっかりとハンカチを携帯するようにして外出し、こまめに汗を拭くようにしました。白い下着のシャツは何か月か使っていると、脇が黄ばんでいましたが、今思えばこれもワキガが原因だったわけです。
20歳くらいになると、ハンカチだけでは間に合わなくなり、スプレー式の制汗剤を使うようになりました。汗の量も結構多いので、汗染みが気になるため、ハンカチでもまめに拭いていましたが、やはり制汗剤だけではあまり充分とは言えず、1日汗をかいた状態だと夕方にはうっすらと脇の臭いがしてきていました。
そんなことで、臭いを抑えるために、徐々に吹きかける制汗剤の量も増えていきました。
しかし、その分シャワーやお風呂に入ると、脇がヒリヒリとするようになり、ひどいと赤くなっているようでした。
そんな状態ではありましたが、脇の臭いを抑えるためには仕方ないと、大して気にすることもなく、使っていました。当時は、それが当たり前というか、特に問題のあることとは思っていなかったのです。
しかし、ここ2,3年は、更に臭いも強くなってきたためか、制汗剤をふきかけても、2,3時間もすればすぐ臭ってきますし、効果が全然なくなってくるような感じでした。
社会人になって仕事もしていますので、人と接する機会も多くなります。営業をやっていますので、夏場のスーツは結構暑さがこたえるだけでなく、臭いもきつくなります。
スーツでYシャツを着ている人はわかると思いますが、Yシャツについた臭いも結構乾いたりすると嫌なもんです。仕事終わりにデートするとか、飲み会がある場合には、気になってしまいますよね。
そんなことで、何か他の対策を考えないといけないと思うようになりました。
制汗剤よりもクリームのほうが肌に合い、脇の臭いをしっかりと抑える
制汗剤はあまり効果がなくなってきました。しかし、これはクリームに変える時にしったのですが、制汗剤もすーっと清涼感のあるような添加物を使ったものの場合、肌を刺激するので、炎症を起こしたりして良くありません。吹きかけた時は、確かに冷たい感じがして気持ち良いわけですが、あれはメントールやアルコールなどを使っていますので、肌荒れを起こしたり炎症の原因です。
また制汗剤は、肌を乾燥させるため、肌を守ろうとして、皮脂が多く発生させます。アポクリン汗腺からの汗と皮脂が多く増えれば、それだけ脇の臭いは悪化します。つまり、余計にワキガをきつくしてしまうわけです。
これに気付いたのはクリームに変えた最近の話ですが、もっと早く知っておくべきだったと思いました。
一方、クリームは臭いや汗を抑えてくれますが、肌は乾燥させずに保湿させたままですので、臭いを悪化させるようなことはありません。
また僕が使っているものは、添加物も入っていませんので、以前のようにヒリヒリしたり、炎症を起こすようなことはありません。
ですので、脇の臭いを解消するためには、クリームのほうが理想的ですし、快適です。